船酔いと波酔い

船酔いと波酔い

コタキナバル沖のトゥンクアブドゥールラーマン海洋公園にあるサピ島まではスピードボートで約15分ほどです。ボートに乗っている時間が短いので、波がない日は酔う間もなく島に到着しますが、風が強く波が立っていると、船が縦もしくは横に揺れるので酔ってしまう人も多いでしょう。

波がある日でも帰りはだいたい酔いません。酔うのは行きと、止まっているボートの上にいる時、シュノーケリングをしている時です。予め酔い止めを飲んでおくことはとても有効ですが、酔い止めを飲んでいても体調がすぐれない・朝食を食べていない、または食べ過ぎ・睡眠不足などの理由で酔ってしまうことがあります。

【船酔いしないためにできること】
朝食は腹8分目程度食べる
前の日は早めに休み、十分な睡眠をとる
疲れを残さず体調を整えておく
ボート上では、ガソリンの臭いがしないところに座る
ボート上にいる時は遠くを見るようにする

酔ってしまった時、吐きそうになったら吐きましょう。吐くのを我慢するよりも、吐いてしまう方が早く楽になります。吐く時は、風下に移動して、ボートから身を乗り出しすぎないようにしましょう。吐いた後もぐったりし、身体を起こしているのがつらいときは横になります。なかなか回復しない時は寝るのが一番です。

シュノーケリング中に酔ってしまった時は、楽な姿勢になり少し休みます。落ち着いたら無理をせずビーチに戻って気分が良くなるまで一度休憩をしましょう。 酔っている状態でシュノーケリングを続けると身体への負担が大きくなります。呼吸がスムーズにできなくなってからでは、安全にビーチに戻ることができなくなる可能性があります。

どんな時も無理をせず、早めの対処が大切です。

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