シュノーケリング中の落し物に注意
シュノーケリングで美しいサンゴやカラフルな魚を見ていると写真を撮りたくなります。今は防水のデジタルカメラやスマートフォンなどもあり、水中でも簡単に写真撮影ができます。
シュノーケリングでデジタルカメラやスマートフォンを使う時は落としてしまわないように気をつけましょう。
陸上ではカメラが手から離れて落ちると、大抵の場合はすぐに気がつきますが、水中ではほとんどの場合すぐに気づくことができません。また、陸上で来た道を戻って探すように、水面で泳いできた道を戻るというのは難しく、特にサンゴ礁での落し物の捜索はとても困難です。
大切なデジタルカメラやスマートフォンを落とさないようにするためには、ストラップが有効です。手首用や首にかけるタイプのストラップを取りつけましょう。手首用のストラップは手首にぴったりとするように調整できるものであれば手首に、手首にはめてもゆるい場合は外れてしまう可能性があるので、2重にするかライフジャケットにつけます。首かけるタイプのストラップは首にかけてどこかにひっかかると危険なので、ライフジャケットにつけましょう。
防水ではないデジタルカメラやスマートフォンを防水ケースに入れて使用する際も同じです。
準備は海に入る前に済ませておきます。海に入ってからだと手元がよく見えないこともあり、落としてしまう可能性が高くなります。カメラやスマートフォンを持ってボートから海に入る時は、飛び込まずにゆっくり入るかはしごを使いましょう。乗り降りの時は、ボートにぶつけないように、またはしごにひっかからないように気をつけながらゆっくり海に入ります。
シュノーケリングでもう1つ落としてしまう可能性があるものが、マスクとシュノーケルです。マスクをつけると鼻で呼吸ができなくなるので、苦しく感じてマスクを顔から外したくなります。その時によく額にマスクを押し上げることがありますが、その状態では簡単にマスクが頭から外れてしまいます。マスクを外したい時は額に押し上げるのではなく、下に下げて首にかけるようにします。
マスクとシュノーケルも落とさないようにするためには、マスクを水面では外さないようにすることです。水面で外さなくて済むように、海に入る前にストラップを調整し、髪の毛がはさまっていないか、正しい位置についているかを確認しておきます。正しい呼吸法とマスクに水が入った時の対処法ができれば、水面でマスクを外すこともなくなるでしょう。
シュノーケリングでの落し物にご注意を!