コタキナバルの海で見れるチョウチョウウオ

コタキナバルの海で見れるチョウチョウウオについて

「熱帯魚」と聞くとチョウチョウウオをイメージする人も多いのではないでしょうか。黄色や白の鮮やかな色が印象的ですね。ほとんどがペアで泳いでいます。チョウチョウウオという名前の由来は、鮮やかな大きな個体がペアでサンゴ畑を泳いでいる様から来ているものと思われます。

コタキナバルのサンゴ礁でよく見かけるチョウチョウウオは、ヤスジチョウチョウウオ、ハシナガチョウチョウウオ、ミスジチョウチョウウオ、アミメチョウチョウウオで、どれもペアになって泳いでいる姿をよく目にします。

ヤスジチョウチョウウオはその名のごとく黄色い体に8本の黒い線が入っています。横からよく観察してみてください。黒い線が7本しか入っていません。もう1本はどこにあるのでしょう?
ヤスジチョウチョウウオの幼魚はテーブルサンゴに住みついているのを見かけますが、成魚になるとペア、もしくは数匹で行動しています。色は変わらずそのまま小さくなったヤスジチョウチョウウオの幼魚はかわいらしくテーブルサンゴの中に入ったり出たりして身を守っているようです。

ハシナガチョウチョウウオの口は長く突き出ているのが特徴です。シュノーケリングをしているとあまり逃げずに手が届きそうな場所まで近寄っても逃げようとしません。ハシナガチョウチョウウオもペアで見かけることが多く、なんだか意地らしくも感じます。

チョウチョウウオはサンゴ礁を明るくしてくれる「指し色」の様です。但し、シュノーケリング中に真下ばかり覗きこむとあまりその姿を見ることができないかもしれません。顎を少し上げてサンゴ礁全体を見るようにすると畑に蝶々が飛んでいるような景色が見えるはずです。

サンゴ礁ボートシュノーケル」はコタキナバルの素晴らしいサンゴ礁とそこに住む生きものを観察することを目的とした内容になります。日本人インストラクターによるサンゴについての解説や生きものの説明なども加わり、もっと海が楽しくなるツアーです。

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