コタキナバルの海で見れるベラ

コタキナバルの海で見れるベラ

スズメダイブダイチョウチョウウオクマノミと同様、コタキナバルのサンゴ礁に多い種の1つがベラの仲間です。派手ではありませんが、よく見るととってもユニークなのがベラの仲間です。中でも、タレクチベラ、クギベラ、オトメベラ、ホンソメワケベラはコタキナバルのサンゴ礁でよく見ることができますしとても特徴的でおもしろいベラです。

タレクチベラは体長が30cmを越える、ベラの中でも大きい種です。なんといっても分厚い唇が作り出す憎めない顔は、一度見ると忘れません。幼魚の時は頭の方が白っぽく、尾ビレ側が黒っぽく体の真ん中で2色にわかれているのでとても目につきやすい魚です。

クギベラは口がとても長いのが特徴。泳ぎが早いので、一瞬「あれ?テングみたいな魚が泳いでいた?」と思ってしまうのですが、鼻ではなく口です。他のベラとは大きく形が異なります。

オトメベラはシュノーケリングしているとかなり近くまで寄ってきます。他の魚についている寄生虫を食べることがあって、人間も足や腕にかさぶたがあるとつっついてきます。泳ぎがとても優雅で、特にピンク色の胸ヒレがピコピコ動く様を真上からぜひ見てほしいです。

ホンソメワケベラは、クリーニングングフィッシュで他の魚のエラについている寄生虫を食べます。綺麗にしてもらいたい魚はホンソメワケベラのテリトリーに入り、ホバリングを開始しクリーニングをねだっている様子をよく目にします。ゆっくり近づいて観察するのがコツです。

コタキナバルの海でシュノーケリングするときは、体高があまり高くないベラの仲間にも注目してみてください。

サンゴ礁ボートシュノーケル」はコタキナバルの素晴らしいサンゴ礁とそこに住む生きものを観察することを目的とした内容になります。日本人インストラクターによるサンゴについての解説や生きものの説明なども加わり、もっと海が楽しくなるツアーです。

ページ先頭へ戻る